2018年11月13日

美容コラム〈シリコンって悪者??〉











まだまだシリコンについて正確に知らない方が多いのかなと思います。




《シリコン》って何ですか?


「シリコン」=「ケイ素 」

分子の構造によって「液体(シリコーンオイル)」と「固体(シリコーンゴム)」になります。

化粧品で一般的に『シリコン』は『シリコーンオイル』のことを指します。




《シリコーンオイル》って何ですか?


一般に無色透明の液体で、耐熱性、耐寒性、耐水性に優れています。

広い温度範囲にわたって粘度変化が少なく、電気特性にも優れています。

さらに、 離型性、はっ水性、消泡性、潤滑性などの特性も兼ね備え、幅広い用途に使われる。







シリコーンオイルがシャンプーやトリートメントに使われている成分です。





洗髪中のきしみなどを緩和し指通りを良くするための潤滑剤の役割や、皮膜を張って毛髪保護をしてくれています。





比較的に安全性が高いものとされています。






ではなぜ一般市場では《ノンシリコンシャンプー》が流行っているのでしょうか?


その理由は「シリコン」が「 頭皮を詰まらせて抜け毛や頭皮トラブルの原因になる!」とか、「 毛髪にくっ付いてキューティクルが剥がれる原因になる!」的な事から、《シリコン=悪者》のイメージが先行し、その結果入っていないシャンプーが安全なもの=ノンシリコンシャンプーになり流行りました・・・´д` ;







実はシリコンについてネガティブな事実は無いようです・・・





何かを悪者にすれば、そうではないものが売れる・・・物が売れる時の世の中の仕組みでしょうね。





いかにCMやキャッチフレーズに影響されているかって事です。





シリコンは悪者?


いいえ、決して悪い物ではありません。髪や頭皮の状況によっては必要な事もあります。今の時代、カラーやパーマで毛髪ダメージがある方が多いです。ダメージによって引っかかったり切れたり・・・デリケートな状態です。そんな中、滑りを良くしてくれているシリコンが入っていないシャンプーで洗っていると、シャンプー中にも摩擦が生じてダメージしていきます。シリコンが入っている事で滑らかに洗う事ができるので、過度な毛髪ダメージに繋がらないようにしてくれます。





市販のノンシリコンシャンプーはどうなんですか?


一言に市販といっても種類がたくさんあるので一概には言えませんが、連続使用を続けると髪や頭皮が乾燥してダメージしてしまうモノが多いです。実際使用してみて、きしみや引っかかりを感じる方も多いと思います。市販品は脱脂力の強いシャンプーが多く、それだけでもきしむ原因になるので、シリコンを入れる事でカバーしてくれていた感じです。シリコンが入っていないのに滑りが良く滑らかに洗えるモノとしたら、シリコンに変わる「何か」が入っています。現在、成分は3000種類以上ある中で、その「何か」が安全かどうかは判断できていない場合もあるので要注意です。







ちなみに・・・サロン専売のシャンプーは基本ノンシリコンで出来ています。





でも滑りも良く滑らかに洗えるモノがほとんどです。理由は成分の濃度にあります。





界面活性剤の質が高く、高濃度のアミノ酸が入っていたり、コンディションを整える保湿剤がバランス良く配合されています。





そういった成分の質が高いので、価格も市販のモノより高価になっています。





高価なモノですが、毎日に近い間隔で使うものでもあります。





使用頻度の高いものほど、頭皮や髪にあった《こだわった製品》を使って頂く事で、扱いやすい髪質や安定した頭皮になっていきます。





どんなにいいサロントリートメントよりも、まずは毎日の《洗う》にこだわる事をお勧めします





ふりこではシャンプーソムリエ資格を持ったスタッフが在籍しています。





お客様に専門的な視点からアドバイスさせて頂きます。






髪や頭皮でお悩みの方は是非ふりこでご相談下さいm(_ _)m
















フリコ ナチュラル ヘア ライフ  

Posted by furico natural hair life at 20:00ふりこの美容コラム